真珠のおいたち その3(最終回)

しずかな湾内ですくすくと育まれたアコヤガイは、その体内に核を入れられるほどに大きくなると、一度海から引き上げられます。



そして、いよいよ大切な『核入れ(挿核)』をします。



大きくなったアコヤガイたち。




このように、器具で少し貝の口を開けて、慎重に核(白い丸いもの。分厚い貝殻を丸く削って作ります。)を入れていきます。

熟練の技術者の方が行います。

そしてまたしばらく海の中で育てられ、寒い時期を越えて美しいテリ、巻きをしたアコヤ真珠が採れるのです。
(画像は、いくつかの貝から出てきたばかりの真珠を、撮影のため一枚の貝殻に乗せています。本来一つのアコヤガイからは一粒の真珠が採れます。何粒もは入っていません。ケシパールは別です。)



何も処理をしていない、貝から出したままの自然な姿のアコヤ真珠。

やや黄みがかった、優しい色合いです。

こんな風に真珠として私たちの目の前に並ぶまでに、たくさんの人の手が大切に大切に貝を育て、お世話をし、そして貝たちも頑張ってくれているんです。

そうして出てきた美しい真珠たち。

その真珠を必要とする人たち、その真珠をまとうことでより一層輝く人たちの元へと、真珠と人との出逢いの橋渡しがしたいなぁ、と思っています。


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真珠のおいたち その2

アコヤガイの小さい小さい幼生たちは、ある程度貝のかたちになってくると、今度は海で育てられます。



いかがでしょうか?

奥の指先にあるのがより小さい貝で、手前の指先のは、もうしっかりはっきり貝の形ですね。



こちらもまだまだ小さなアコヤガイ。



波の穏やかな海で育てられます。



指先にあったのよりも、少し大きくなったアコヤガイたち。

こうしてたくさんで海の中にぶら下がって育ちます。

この後はいよいよ…!
(次へ続きます)


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真珠のおいたちその1

真珠は貝の中でできる、というのは皆さまよくご存じだと思います。

では、その貝はどうやってつかまえて、真珠の養殖に使うのでしょうか?



実は日本で真珠の養殖に使われるアコヤガイは、ほとんど全て、人工採苗。

すなわち、自然に生まれた貝ではなくて、貝を作る(?)ところから、人工的に行うのです。



ビーカーのようなところで作られてから、このような大きなイケスのような、水槽のようなところへ。



ここに、小さな小さな、まだ貝の形にもなっていないような、赤ちゃんアコヤガイたちがたくさんいます。

まだまだ、この段階では何なのかも分からないですね。


一度では書ききれないので、次号へ続きます(^^)


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